<ミスティックアーク>その1

こんにちは。
まだ本格的な暑さにはなっていないということで、頑張っていきたいと思います。
今回ご紹介するのは、ミスティックアークです!

ミスティックアークとは

1995年にエニックスから発売されたスーパーファミコンのRPGです。
後にプレイステーションで続編としてミスティックアーク まぼろし劇場が同社から発売されています。
私はまぼろし劇場の方はプレイしたことがないのですが、こちらはジャンルがアドベンチャーになっているとのこと。

本作のストーリーは、突然何者かにフィギュアに変えられてしまい異世界で目を覚ました魔法剣士の主人公が、自分の世界に戻るために様々な世界を旅するというものです。

主人公は冒険の拠点となる女神の島で、同じくフィギュアに変えられた戦士や魔法使いを味方にして色々な世界に連れていくわけですが、ここでアークというものが出てきます。
アークは精霊のような存在で、仲間のフィギュアに宿らせている間はその仲間を元の姿に戻して戦わせることができ、また、装備品に宿らせて強化することもできます。

プレイヤーとしての思い出

本作は、何と言っても美術館にいるような、独特なアートの世界の雰囲気に引き込まれてしまいます。

冒険の拠点である女神の島は神殿以外ほぼ何もなく、BGMも風の音だけの殺風景なものですが、静かに佇む神殿内のBGM「母なる神の爾座」のコーラスがとても美しく、その存在感に圧倒されてしまいます。
個人的には、このBGMをいつまでも聴いていたいと思う程好きで、本作といえばこの曲!ですね。

そして本作は、船の模型や暖炉等の、マップ上の特定の物を調べる時には静物画のような画面に切り替わり、「触る」「息を吹きかける」等の選択肢を試しながら謎解きをしていきます(ちなみに、上記の船の模型は砂の世界への入口になっています)。
物語が始まる静かで厳かな女神の神殿は、自分以外誰もいないような美術館のようで、その中で色々なオブジェを調べて新たな世界に引き込まれていく…。
この独特の雰囲気にプレイ当時はすっかり夢中になってしまいました。

また、本作は主人公や仲間にできるキャラクターが誰一人として喋らないことも、シュールな雰囲気を醸し出していたと思います。
本作は今でも色褪せない名作だと思いますね。

次回はBGMに触れていきたいと思います!

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