<ゼノギアス>その2

作曲者

作曲者はクロノシリーズでも有名な光田康典氏です!
光田氏の曲はアイリッシュやブルガリアン・ヴォイスのように民族的なものが多くとても楽しいのですが、全体を通して優しい曲が多い印象です。
また、同じパターンを微妙な変化をつけながら繰り返すミニマル・ミュージックの手法で穏やかに展開していく曲もあれば、クロノ・クロスの「時の傷痕」のようにとても情熱的な曲もあり、そのギャップが面白いなと感じています。

さて、ゼノギアスといえば、最近ブルーレイでサントラのリマスタリング版が発売されましたね!
私は先日注文しましたので、届くのが今から楽しみです。
コンサートも4月に開催されたようですが、コンサートとか開催されない地域に住んでいる私には出られません…
早くVRとか技術の進歩で、離れていても参加できるようになってほしい!

BGM紹介(♪1~8)

「ゼノギアス オリジナル・サウンドトラック」より
それでは曲の紹介に移っていきますよ!
今回は物語序盤で使用される曲がメインです。

♪1 冥き黎明(作曲者:光田康典氏)
オープニングで流れる壮大な曲です。
「予感」にも使用されている不安げなメロディから始まり、アップテンポな感じになってシリアスさが出てきます。
度々入るブルガリアン・ヴォイスのコーラスがゼノギアスの音楽の特徴の1つでもあり、一気にその世界観に引き込まれます。
オープニングムービーは1万年前の出来事を描いており、一度プレイしてストーリーを理解していないと何が起こっているのか分からないのですが、映像も音楽も非常にインパクトの強いオープニングになっています。

♪2 Star Of Tears(作曲者:光田康典氏)
フィールド曲のボーカル版です。
映画「タイタニック」を思い起こさせるローホイッスルの音から始まり、ギターの音が爽やかに鳴り響きます。
ボーカルのJoanne Hogg氏の声もとても美しいです。
個人的にはどこまでも広がる青い空と太陽というイメージの曲ですね!

♪3 海と炎の絆(作曲者:光田康典氏)
オープニング後のナレーションで流れる曲です。
笛の音がとても印象的。
シンプルで穏やかなメロディの繰り返しですが、それがじわじわと体の芯に沁みわたってくるんですよね。
実際、ナレーションで語られたストーリーは頭に入らなかったけど、曲はバッチリ覚えました。

♪4 おらが村は世界一(作曲者:光田康典氏)
本作の主人公であるフェイの冒険が始まる、ラハン村で流れる曲です。
ラハン村の、平和で活気を感じさせる雰囲気が出ています。
アレンジアルバムのCREIDに収録されているバージョンでは人々の笑い声が入っており、素敵な村だなあと感じます(序盤のイベントでは色々重いものがあるけど!)。

♪5 風のうまれる谷(作曲者:光田康典氏)
シタン先生の家で流れる穏やかな曲です。
この曲に限らず、ゼノギアスは穏やかな曲がとても魅力的ですね!
そしてシタン先生はとにかく強いです。
ゲームをプレイしたことがある方なら分かると思いますが、スピードが凄まじく、主人公よりも強いと言っても過言ではありません。
中盤までは素手で戦うのですが、生身でもギア戦でも刀を使うようになって一層強さが際立つため、シタン先生を戦闘メンバーから外すことは考えられませんでした。
私の中で印象的な技は風精刀気-宴-(風の唄 散り逝くものの 鎮魂歌)ですね!

♪6 遠い約束(作曲者:光田康典氏)
シタン先生の家のオルゴールで流れる、ゼノギアスにおける愛のテーマと言うべき曲です。
その他のイベントでも多く使用されたため、心に残っている一曲です。
ゲーム序盤ではこのオルゴールが何なのか分からないのですが、フェイの遠い前世であるキムがエメラダに贈ったものなんですね。

♪7 鋼の巨人(作曲者:光田康典氏)
ギア戦やバトリングでよく流れる曲です。
この曲を聴くと、ヴェルトールやヘイムダル、ヴィエルジェの姿や動く時のガシャガシャという音が頭に浮かんできます。
しかし、ロボットが人間と同じように回し蹴り等の技を出すのって、メカ的にすごいですよね!

♪8 黒月の森(作曲者:光田康典氏)
フェイがエリィ(エレハイム)と出会う、黒月の森で流れる曲です。
私は個人的にこの曲の雰囲気が凄いなと感じています。
恐怖心を掻き立てるような不気味な音から始まり、次第に森の深さやどこか神秘的な雰囲気を感じさせるメロディが出てきます。
森に入り、奥に進んでいくフェイやプレイヤーの心の動きを鋭く表している気がします。

今回はここまでです!

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