<ライブ・ア・ライブ>その2

作曲者

作曲者は下村陽子氏です!

下村氏はカプコンでブレスオブファイアストリートファイターⅡ等の作曲をされており、スクウェアに移ってから最初に担当されたのが本作ライブ・ア・ライブとのことです。
私が下村氏の存在を初めて知ったのは聖剣伝説 LEGEND OF MANAですが、それよりも前の作品であるフロントミッション等の作曲も担当されていたのは驚きでした。

BGM紹介(♪1~9)

「ライブ・ア・ライブ オリジナル・サウンドトラック」より
それでは曲の紹介に移っていきます!
本作のサントラは一度廃盤になっており、新盤ではおまけでアレンジ版2曲が入っています。

♪1 LIVE・A・LIVE(作曲者:下村陽子氏)
オープニングデモや最終編の通常戦闘時に流れる曲です。
冒頭からエネルギーに満ちた印象的なフレーズで始まり、運命的な響きを感じます。
本作はまず7つのシナリオをクリアし、中世編、最終編と進むわけですが、最終編の戦闘でこの曲が流れた時、世界観がバラバラの各主人公の運命が1つに交わったことを実感させられました。
本当に素晴らしい演出だと思います。ここでこの曲が流れるのか!という感じでしたね。

♪2 SELECT・A・LIVE(作曲者:下村陽子氏)
シナリオ選択画面で流れる曲です。
広がりと可能性を感じさせる雰囲気ですね。
プレイ当時はどのシナリオから始めたのかはっきりと思い出せないのですが、一番シンプルそうな現代編だったと思います。
そして私の場合はそのまま最終編の主人公も現代編の主人公の高原に決定しました。

♪3 密命(作曲者:下村陽子氏)
幕末編のメインテーマとして使用されている曲です。
いかにも和風な、笛の音がかっこいい曲ですね!
幕末編の主人公であるおぼろ丸は敵城に囚われた要人を助けるという密命を受けるわけですが、城から出ることでこれを放棄することもできます。
その場合はおぼろ丸を派遣した炎魔忍軍頭目のハヤテと戦うことになり、このハヤテが非常に強く、レベルを上げて最後に覚える技である忍法矢車草などを使ってようやく勝った覚えがあります。

♪4 忍音(作曲者:下村陽子氏)
幕末編の尾手城で流れる曲です。
リズミカルな鼓の音がとても印象的。
作曲者が同じなので、例えば倍速にしてストリートファイターⅡのエドモンド本田のステージでこれが流れても意外と違和感がないかもしれません。
幕末編は特にやり込み要素が多く、特に進め方として100人斬りを目指すか0人斬りを目指すかは大きな分かれ道でした。

♪5 殺陣!(作曲者:下村陽子氏)
幕末編の通常戦闘時に流れる曲です。
アップテンポな三味線と鼓の音をバックに流れる笛の音がとてもかっこいいです。
おぼろ丸の技はスタイリッシュなものが多く、使いやすいものも多かった印象です。
味方になる「とらわれの男」の技であるいかく射撃がとにかく便利でした。
幕末編の戦闘といえば、隠しボスである魔神竜之介と岩間さまという名前はFF5に登場する神竜とオメガからきているようです。
神竜之介と岩間(ガンマ)ということですね。

♪6 最強 -VICTORY ROAD-(作曲者:下村陽子氏)
現代編のメインテーマです。
繰り返されてジワジワくるシンプルなフレーズと、主人公の高原日勝がジムで多彩な動きをしながらトレーニングをしていたことで、個人的にはとても印象に残っている曲です。
ちなみに高原日勝(まさる)という名前は、プロレスラーである田延彦氏、藤喜明氏、前田明氏、船木誠氏からきているようです。

♪7 猛者達…(作曲者:下村陽子氏)
現代編で対戦相手選択時に流れる曲です。
現代編はまさにストリートファイターⅡのパロディという感じになっており、並んでいる対戦相手の顔写真を選択して戦闘に入るのですが、戦闘の前後でのお互いの会話シーン(高原は喋らず対戦相手のセリフだけが入る)、負けた方がボコボコにされた姿に変わる点も再現されていました。
更に、現代編のボスであるオディ・オブライトに敗れると、コンティニューのカウントダウン画面まであるという力の入れようは凄かった…!

♪8 Versus!(作曲者:下村陽子氏)
現代編で戦闘前に流れる曲です。
対戦相手のセリフで印象的だったのはマックス・モーガンの「高原 日勝 イチバーン! モーガン ニバーン!」ですね。
人柄の良さを感じます。
ジャッキーさん、横綱をサイドロープと訳しても通じませんよ!

♪9 KNOCK YOU DOWN!(作曲者:下村陽子氏)
現代編の通常戦闘時に流れる曲です。
非常にシンプルで熱く、本作でお気に入りの一曲です。
ストリートファイターⅡのケンのテーマのように、特にエレキギターの音がかっこいいです!
現代編の対戦相手としては、骨法の森部生士を最初に選んで通打とあびせげりを覚えてしまえばかなり楽になります。
特に通打は相手のステータスを下げる効果があるので、最終編でもこれを連発していればOKという凄まじい技でした。
さすがは森部のじーさん!

今回はここまでです!

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